注文住宅で自然素材の家を建てるなら!【埼玉県版】

埼玉県の注文住宅で「こだわりの自然素材の家」がたてられるハウスビルダー7選を紹介します。

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壁材

自然素材の家づくりに使われる壁材の、メリットデメリットを調べました。漆喰、珪藻土、和紙、聚楽壁、タイル壁…どれも一長一短がありますので、じっくり検討しましょう。

無垢の木と漆喰の家

漆喰・珪藻土のメリットデメリットとは壁は室内で大きな面積を占めるため、選ぶ素材や色味によって大きくイメージが変わってきます。

これまで一般的に使われてきた壁材ではなく、自然素材のものを選ぶことで住む人に優しく、自然ならではの雰囲気に満たされるなど、そのメリットは多いです。

特に小さなお子様、アレルギーのある方、ご年配の方などは壁に使う素材には注意したいですよね。一般的な住宅の壁は、石膏ボードにビニールクロスを糊で張り付ける乾式工法が主流ですが、化学物質によりシックハウス症候群が問題となっているのです。

そのため、いまは珪藻土や漆喰など日本で昔から用いられてきた自然素材の内装が人気となっています。

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壁に使われる代表的な自然素材

塗り壁や壁紙など、昔から使われてきた素材が再度注目されています。一般的な壁材よりもややコストはかかりますが、長く住むうえでメリットの高い素材です。

珪藻土(けいそうど)

珪藻土の画像

植物性プランクトン(藻類)の死骸が、海や湖の底に長い時間かかって堆積して出来た土が珪藻土。七輪の材料にも使われる土です。

壁材に使用する場合は、この土を糊と混ぜて壁に塗り込みます。業者によってはこの珪藻土を固める接着剤に化学物質を使うケースもあるのでよく確認してください。

メリット

  • 吸湿性、放湿性に優れているため、室内を快適に湿度調節してくれます。
  • 耐火性能が高いです。
  • 断熱性、保温効果に優れていて、室内の暖かさを保ちます。

デメリット

  • 粉が落ちるなど劣化しやすいです。
  • 汚れの掃除がしにくいです。
  • 時間がかかり施工費が高いです。

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漆喰(しっくい)

漆喰壁の画像

消石灰に砂や海藻糊などを混ぜて、ペースト状にした自然素材。施工後は表面が硬いため、傷がつきにくいのも良いところです。

室内だけでなく、外壁や塀などにも使用されることが多いです。職人さんがコテで塗り広げ、仕上がりをフラットにもできるのが特徴的です。

メリット

  • 強いアルカリ性で防カビ効果が高いです。
  • 消石灰が二酸化酸素を吸収し、消臭効果も期待できます。
  • 耐久性、耐火性に優れています。

デメリット

  • 調湿機能があまりありません。
  • 工期が長くなり価格が高いです。
  • 塗るときの職人さんの経験によってヒビ、隙間などの問題がでてくるときもあります。

聚楽壁(じゅらくかべ)

聚楽壁の画像

和風建築の土壁の仕上げのひとつ。聚楽第近辺の土を原料としたことからこの名前がつきました。

キメの細かい砂壁状のザラザラとした質感が特徴的です。年月がたっても変わらない暖かみのある雰囲気があります。

メリット

  • 調質作用があり室内の温度を一定に保てます。
  • 耐火性に優れています。
  • 防音効果が高いと言われています。

デメリット

  • 工期が長くて費用もかかります。
  • 地震などの揺れには弱く、ヒビなどが入りやすいです。
  • 汚れやキズがつきやすいです。

タイル壁

タイル壁の画像

陶器や磁器、石器などのタイルを壁材として使用したもの。壁紙にはない素材感や立体感が出せます。

メリット

  • 色や大きさなど種類の組み合わせでデザイン性が高くなります。
  • 壁紙のように黄ばんだり破れたりせず、掃除がしやすいです。
  • 耐久性、耐火性があります。

デメリット

  • 工期が長くて費用もかかります。
  • タイルの種類によってはワレや脱落が起こる場合もあります。

和紙

天然植物繊維から作られた和紙。壁紙に使用すると、一般的な住宅の壁紙とは違う、味わい深い和の雰囲気を醸し出します。

メリット

  • 湿気に応じて呼吸し、日本の四季に適しています。
  • 繊維がしっかりしていて耐久性に優れています。
  • 保温性や防音性が高いです。

デメリット

  • 壁紙でありながら単価が高いです。
  • 壁に張る際の技術が必要で職人さんの実力によって仕上がりが違います。
 

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